バイクはしっかり平地に駐輪
クルマと違ってバイクはタイヤが2つしかありません。走行中はライダーが操って支えてあげなくてはいけませんし、駐車時はスタンドを活用しなければ自立できません。しかも、スタンドがあるからといってもクルマに比べたら不安定には変わりありません。しっかりした場所に駐車しなければ、バイクは倒れてしまいかねません。倒れてしまえば大きな傷が。買取にも当然影響してしまいます。
車体バランスが崩れて倒れやすい
バイクが駐車時に倒れないようにするには、平らで地面が固い場所に停めましょう。まず、アスファルトやコンクリートの上を選びましょう。砂利や土の上は非常に不安定です。また、そのような場所ではバイクを動かす際に足を取られて倒してしまう恐れもあります。
そして地面が平らな場所を選ぶことも重要です。坂に駐車をしてしまうと非常に危険です。ちょっとした衝撃でスタンドが戻ってしまい、バイクが倒れかねません。
地面の湿気で車体が錆びやすくなる
バイクが倒れてしまう以外にも、駐車場所次第ではバイクにダメージを与えます。下が土や砂利だと、地面から生じる湿気によって車体の金属部位が錆びやすくなってしまいます。いくらバイクカバーで雨を防げていても、内部に湿気が生じてしまっては錆びのトラブルは防げません。
数日ほど湿気の出やすい上に駐車していたからといって、直ちに錆が生じてしまうわけではありません。ですが、何年も湿気が強い場所に置いていればその差は大きくなってしまいます。特に日陰という条件も重なる場合はより錆びやすいので気をつけましょう。
出先でももちろん平地に駐車する
出先での駐車の際にももちろん、平地の安定した場所を選びましょう。出先は意外と油断しがちです。例えばちょっとコンビニに駆け込んだといった場面でバイクを適当な場所に停めてしまい、下が砂利であったり坂であったりしたためにバイクが倒れてしまったという事故が起きないとも限りません。バイクを停める時はどこでも必ず安心して停めておける場所を探しましょう。
また、スタンドを出したらば、車体を軽く動かしてしっかりとスタンドが出て車体を支えているかのチェックも行いましょう。スタンドを出したつもりが出きれておらず倒してしまうというミスは度々起こしがちです。